
Project:
Kamiya ni kimya!
神谷に来ぃや!
2025年5月から和歌山県高野町・神谷地区の地域おこし協力隊に着任。
現在、人口13人の秘境にアトリエを構え、制作と発信を行う。
神谷地区は高野山までの7本の参詣道(高野7口)の1つで、南海高野線が開通するまでは宿場町として大変賑わっていた場所である。
標高約580m、山の尾根にあるこの地区は一本の道の両脇に民家や宿の跡があり、幻想的な景色を作り出している。
「陽が昇れば銭が湧く」
かつてそう呼ばれていた神谷は、高野七口と呼ばれる高野山までの参詣道の一つで、室町時代から明治時代にかけて多くの参拝者や旅行者が行き交い、賑わいを見せていたという。
現在は沢山の生き物と緑に囲まれた神谷には、過去の賑わいと打って変わり、静寂に包まれている。
南海高野線の駅である「紀伊神谷駅」は日本で最も1日の乗降数が少ない秘境駅とされている。
紀伊神谷駅は日本で最も搭乗人数の少ない秘境駅として知られているが、大阪の南海難波駅から1時間半程で来ることができるというアクセスの良さで、大阪、京都から来店される方も多い。
そんな神谷は、2020年から地域住民の方が、旧白藤小学校をカフェとして運営し、"coffeeしらふじ"がオープン。毎年、南海電鉄との共同イベント「コーヒーフェスティバル」や、校内を利用したマルシェ「トネルシェ」などが開催され、メディアの注目度も高い。
マスター・刀祢さんがこだわるコーヒーと神谷の地域性に、近年注目が集まっている。
私も、そんな勢いのある神谷に魅せられた1人である。
2025年5月、神谷で初めての地域おこし協力隊として神谷に来た。
木造の校舎内でマスター・刀祢さんこだわりのコーヒーやスイーツが味わえる。
現在、町民やCoffeeしらふじを中心に集まった人たちがかつての神谷地区である”商売の町”の姿を取り戻そうと奮闘している。
私は協力隊としてカフェのサポート、小学校を中心としたイベントやワークショップの企画をしている。
また、それに伴い、神谷地区の歴史をリサーチしている。神谷地区は昔から人の流れが活発で、賑わっていた時代の記録がなかなか見つかっていない。



